F90 ガンダムF90

F90 (註1)
ガンダムF90
F90 SPEC
出典
頭頂高14.8 m[MSEncyclopedia98]
本体重量7.5 t[MSEncyclopedia98]
全備重量17.8 t[MSEncyclopedia98]
ジェネレーター出力3160 kW[MSEncyclopedia98]
スラスター推力
  • 27510 kg×2
  • 9870 kg×2
[MSEncyclopedia98]
スラスター総推力74760 kg (註2)
推力重量比4.20試算による
アポジモーター数51[MSEncyclopedia98]
ハードポイント数11[MSEncyclopedia98]
ウェポンラック数1[MSEncyclopedia98]
装甲材質ガンダリウム合金セラミック複合材[MSEncyclopedia98]
武装
  • バルカン砲×2
  • ビームサーベル×2
開発元サナリィ[F90]
開発地フロンティアⅠ (?)
パイロット
  • デフ=スタリオン
  • ベルフ=スクレット
登場作品機動戦士ガンダムF90
デザイン大河原邦男
備考
  • メインカメラ / オレンジ (黄)
  • デュアルセンサー / 黄緑 〜 ライトグリーン
註1
この型式番号はF90のⅠ号機・Ⅱ号機・Ⅲ号機に共通のものであり、正確を期す際は機番を付してF90Ⅰ・F90Ⅱ・F90Ⅲと記すべきなのかもしれないが、一般的にはⅠ号機を指すものとして定着しているようなので(Ⅰ号機を指す際は機番を付さず、Ⅱ号機・Ⅲ号機を指す際には機番を付す)、ここでもそれに倣った。『SUPER MJ 機動戦士ガンダム 最新MS造型資料集』[SUPERMJ]ではF90Ⅰ『B-CLUB 71号』[B-CLUB071]ではF90-01『カードダス20 SDガンダム ネオバトルカード』のバトル8・No.297ではガンダムF90ⅠM(マリン)と表記している例が見受けられる。
註2
『機動戦士ガンダム MS大図鑑 PART.8 SPECIALガンダム大鑑』[EB52]p.104では74750kgとしているが、単なる誤植だろうか。また、『講談社コミックス デラックス 第2795巻 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5』p.302では74360(27510×2、9670×2)kgという新しい謎の数値を発表している。
F90A
ガンダムF90A (Assault Type)
F90A SPEC
出典
頭頂高14.8 m[MSEncyclopedia98]
基本装備重量9.8 t[MSEncyclopedia98]
全装備重量80.3 t[MSEncyclopedia98]
ジェネレーター出力3160 kW[MSEncyclopedia98]
スラスター推力
  • 27510 kg×2 (F90本体)
  • 9870 kg×2 (F90本体)
  • 27510 kg×4
[MSEncyclopedia98]
スラスター総推力
推力重量比2.30試算による
アポジモーター数61[MSEncyclopedia98]
装甲材質ガンダリウム合金セラミック複合材 (註4)[EB25]
武装
  • バルカン砲×2
  • ビームサーベル×2
  • マシンキャノン×2
  • ビームキャノン×2
  • メガビームバズーカ×1
[MSEncyclopedia98]
開発元サナリィ[F90]
開発地-
パイロット
  • ベルフ=スクレット
登場作品機動戦士ガンダムF90
デザイン大河原邦男
備考
註3
[EB52]p.105では102270kgとしているが、これは恐らく74760kg + 27510kg×1 (=102270kg)と勘違いしたのだろう。
註4
ガンダリウム合金ハイセラミック複合材」とする資料(『B-CLUB the PLASTIC 1 機動戦士ガンダム作例集』[B-CLUBthePLASTIC1])もある。この資料にはA・D・S・M・H・P・V・(Ⅱ)Lの映像(作例)、及び解説が掲載されているが、AとDのSPECにだけ「〜ハイセラミック複合材」と書かれている点に注目(まぁ、「(著者が)C・VのMSのデータ(C・VのMSの装甲材質はチタン合金ハイセラミック複合材)と勘違いしてごっちゃになった」という辺りが真相でしょうけど……)。第2次オールズモビル戦役(資料G-1で描かれている)で、エイブラムに最初積まれていたミッションパックがAとDだけだった理由はそこにあるのかもしれない(本当か?)。
F90D
ガンダムF90D (Destroyed Type) (註5)
F90D SPEC
出典
頭頂高14.8 m[MSEncyclopedia98]
基本装備重量8.9 t[MSEncyclopedia98]
全装備重量21.3 t[MSEncyclopedia98]
ジェネレーター出力3160 kW[MSEncyclopedia98]
スラスター推力
  • 27510 kg×2 (F90本体)
  • 9870 kg×2 (F90本体)
  • 16510 kg×4
[MSEncyclopedia98]
スラスター総推力
推力重量比6.61試算による
アポジモーター数67[MSEncyclopedia98]
装甲材質ガンダリウム合金セラミック複合材 (註7)[EB25]
武装
  • バルカン砲×2
  • ビームサーベル×2
  • ビームライフル×1
  • 4連グレネードラック×2
  • 5連ロケット弾パック×2
  • メガガトリングガン×1
  • MSクラッカー×2
[MSEncyclopedia98]
開発元サナリィ[F90]
開発地-
パイロット
  • ベルフ=スクレット
登場作品機動戦士ガンダムF90
デザイン大河原邦男
備考
註5
「デストロイド」の綴りは普通 Destroyed だと思われるが、何故か Destroyed ではなく Destroied とする資料がある。更には Destroid としている資料([DC_F90]p.3)もあったりして、もう何が何だか……。
註6
『MS大全集98』[MSEncyclopedia98]p.191及び「MS大全集2003」[MOBILESUITIllustrated2003]p.197では74760kg + 16150kg×4 (=139360kg)としているが、これは74760kg + 16510kg×4の誤りだろう。また91270kgとする資料([EB52]p.106)もあるが、これは恐らく74760kg + 16510kg×1 (=91270kg)と勘違い(計算違い?)したのだと思われる。
註7
ガンダリウム合金ハイセラミック複合材」とする資料([B-CLUBthePLASTIC1])もある。
F90S
ガンダムF90S (Support Type)
F90S SPEC
出典
頭頂高14.8 m[MSEncyclopedia98]
基本装備重量11.3 t[MSEncyclopedia98]
全装備重量25.2 t[MSEncyclopedia98]
ジェネレーター出力3160 kW[MSEncyclopedia98]
スラスター推力
  • 27510 kg×2 (F90本体)
  • 9870 kg×2 (F90本体)
スラスター総推力
  • 74760 kg
[MSEncyclopedia98]
推力重量比2.97試算による
アポジモーター数62[MSEncyclopedia98]
装甲材質ガンダリウム合金セラミック複合材[EB25]
武装
  • バルカン砲×2
  • メガビームキャノン×2
  • 2連ミサイルポッド×2
  • 4連ビームキャノン×2
  • クルージングミサイル×2
[MSEncyclopedia98]
開発元サナリィ[F90]
開発地-
パイロット-
登場作品機動戦士ガンダムF90
デザイン大河原邦男
備考
F90E
ガンダムF90E (? Type) (註8)
F90E SPEC
出典
頭頂高14.8 m[EB25]
基本装備重量8.2 t[EB25]
全装備重量20.8 t[EB25]
ジェネレーター出力3160 kW[EB25]
スラスター推力
  • 27510 kg×2 (F90本体)
  • 9870 kg×2 (F90本体)
[EB25]
スラスター総推力
  • 74760 kg
[EB25]
推力重量比3.60試算による
アポジモーター数-
装甲材質ガンダリウム合金セラミック複合材[EB25]
武装
  • -
開発元サナリィ[F90]
開発地-
パイロット-
登場作品機動戦士ガンダムF90(没機体)
デザイン大河原邦男
備考

F90、F90A、F90D、F90Sと共に『機動戦士ガンダム MS大図鑑 PART.4 MS開発戦争編』[EB25]で紹介されたものの、その後『模型情報』誌で存在を否定されてしまった(なかったことにされてしまった)謎の機体。

その唯一の資料である[EB25]p.76によると、「友軍の主力部隊より先行して、敵軍の情報集収を行うタイプ。各種レーダー、センサーを多数装備し武装も多数施してある。(註・原文ママ)」とのこと。

註8
[EB25]p.127によると「F90E F90 強行偵察仕様」らしいが、アルファベットの正式なタイプ名は不明。
F90H
ガンダムF90H (Hover Type)
F90H SPEC
出典
頭頂高14.8 m[MSEncyclopedia98]
基本装備重量8.6 t[MSEncyclopedia98]
全装備重量21.1 t[MSEncyclopedia98]
ジェネレーター出力3160 kW[MSEncyclopedia98]
スラスター推力
  • 27510 kg×2 (F90本体)
  • 9870 kg×2 (F90本体)
  • 47710 kg (ホバー総推力)
[MSEncyclopedia98]
スラスター総推力
推力重量比5.80試算による
アポジモーター数51 (F90本体) + 2[MSEncyclopedia98]
装甲材質ガンダリウム合金セラミック複合材[EB52]
武装
  • バルカン砲×2
  • ビームピストル×1
  • 4連ミサイルポッド×2
  • 2連グレネードパック×1 (註10)
  • 投光器×2 (註10)
[MSEncyclopedia98]
開発元サナリィ[F90]
開発地-
パイロット
  • ベルフ=スクレット
登場作品機動戦士ガンダムF90
デザイン大河原邦男
備考「フォーミュラー戦記0122」の漫画版に1コマだけ登場。
註9
[EB52]p.108では190800kgとしているが、根拠は不明。F90Pの項には、恐らくF90Hの値であろうと思われる「122470kg」が記載されているものの、F90Hの方に記載されている「190800kg」という値については謎である。なお、『講談社コミックス デラックス 第2795巻 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5』p.303でも[EB52]を孫引きしたのか190800kgとなっている。
註10
[B-CLUBthePLASTIC1]による。
F90P
ガンダムF90P (Plunge Type)
F90P SPEC
出典
頭頂高14.8 m[MSEncyclopedia98]
基本装備重量10.7 t[MSEncyclopedia98]
全装備重量32.5 t[MSEncyclopedia98]
ジェネレーター出力3160 kW[MSEncyclopedia98]
スラスター推力
  • 27510 kg×2 (F90本体)
  • 9870 kg×2 (F90本体)
  • 12320 kg×10
スラスター総推力
推力重量比6.09試算による
アポジモーター数51 (F90本体) + 20[MSEncyclopedia98]
装甲材質ガンダリウム合金セラミック複合材[EB52]
武装
  • バルカン砲×2
  • ビームキャノン×1
[MSEncyclopedia98]
開発元サナリィ[F90]
開発地-
パイロット
  • ベルフ=スクレット
登場作品機動戦士ガンダムF90
デザイン大河原邦男
備考「フォーミュラー戦記0122」ACT.4のシナリオ終了後のデモに登場。
註11
[MSEncyclopedia98]p.192では「7460kg (F90本体) + 12320kg×10」としているが、さすがにこれは74760kgの誤りだろう(現在発売されている[MOBILESUITIllustrated2003]p.198では訂正されています)。また、[EB52]p.109では122470kgとしているが、これは恐らく、隣ページに掲載されているF90Hの値(F90Hは122470kg)とF90Pの値を取り違えたものと思われる(もっとも、F90Hの方に記載されている「190800kg」という値の根拠は不明ですが……)。さらに、[B-CLUBthePLASTIC1]では「74780kg (F90本体)、12320kg×10 (=197980kg)」としている。謎だ。
F90M
ガンダムF90M (Marine Type)
F90M SPEC
出典
頭頂高14.8 m[MSEncyclopedia98]
基本装備重量9.5 t[MSEncyclopedia98]
全装備重量22.5 t[MSEncyclopedia98]
ジェネレーター出力3160 kW[MSEncyclopedia98]
スラスター推力
  • 27510 kg×2 (F90本体)
  • 9870 kg×2 (F90本体)
  • 66540 kg (バックパック装着時)
スラスター総推力
  • 74760 kg (F90本体) (註12註13)
  • 66540 kg (バックパック装着時) (註13)
[MSEncyclopedia98]
推力重量比2.96 (バックパック装着時)試算による
アポジモーター数51 (本体) + 14[MSEncyclopedia98]
装甲材質ガンダリウム合金セラミック複合材[EB52]
武装
  • バルカン砲×2
  • 3連マリンロケットパック×2
  • ホーミングトーピドー×4
  • 6連アローシューター×1
  • コンバットナイフ×1
  • シュノーケルカメラ×1 (註14)
  • サーチライト×1 (註14)
[MSEncyclopedia98]
開発元サナリィ[F90]
開発地-
登場作品機動戦士ガンダムF90
デザイン大河原邦男
備考
  • 最大潜行深度 / 400m (註15)
  • 最大潜行速度 / 90Kt (註16)
[B-CLUBthePLASTIC1]
註12
[B-CLUBthePLASTIC1]では「74780kg (F90本体)」としている。
註13
[EB52]p.110ではこの両方を足した値である141300kgをスラスター(総)推力として記載しているが、ここでは画稿(バックパックを丸ごと換装する方式のようだ)や[MSEncyclopedia98][B-CLUBthePLASTIC1]の記述(F90Hの欄等では74760kg (F90本体) + 47710kg (ホバー総推力)と"+"で区切られているのに対し、F90Mの欄では一貫して74760kg (F90本体)66540kg (バックパック装着時)と"、"で並列に表記されている)から、この二つは排他関係であると判断した。
註14
[B-CLUBthePLASTIC1]より。
註15
MSM-03の1.6倍という註釈が付けられている。
註16
MSM-03の1.2倍という註釈が付けられている。なお、資料では「最大潜行深度」とされているが、これは「最大潜行速度」の誤りだろう。
F90V
ガンダムF90V (V.S.B.R. Type)
F90V SPEC
出典
頭頂高14.8 m[MSEncyclopedia98]
基本装備重量8.7 t[MSEncyclopedia98]
全装備重量21.5 t[MSEncyclopedia98]
ジェネレーター出力4420 kW[MSEncyclopedia98]
スラスター推力
  • 13980 kg×3
  • 7450 kg×3
  • 5260 kg×6
[MSEncyclopedia98]
スラスター総推力95850 kg (註17)
推力重量比4.46試算による
アポジモーター数66[MSEncyclopedia98]
装甲材質ガンダリウム合金セラミック複合材[EB52]
武装
  • バルカン砲×2
  • ヴェスバー×2
  • メガガトリングガン×1
  • ビームサーベル×2
  • ビームライフル
[MSEncyclopedia98]
開発元サナリィ[F90]
開発地-
パイロット
  • ベルフ=スクレット
  • ナナ=タチバナ
登場作品機動戦士ガンダムF90
デザイン大河原邦男
備考
註17
[EB52]p.111では758500kgとしているが、例によって根拠は不明。なお、『講談社コミックス デラックス 第2795巻 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5』p.305でも[EB52]を孫引きしたらしく758500kgとなっている。
F90I
ガンダムF90I (Intercept Type)
F90I SPEC
出典
頭頂高14.8 m[B-CLUB101]
基本装備重量9.5 t[B-CLUB101]
全装備重量29.4 t[B-CLUB101]
ジェネレーター出力3430 kW[B-CLUB101]
スラスター推力-
スラスター総推力182870 kg[B-CLUB101]
推力重量比6.22試算による
アポジモーター数-
装甲材質ガンダリウム合金セラミック複合材推測による
武装
  • バルカン砲×2
  • ビームサーベル×2
  • ビームランサー×1
  • マシンキャノン×2 (フライトシールド搭載)
推測による
開発元サナリィ[F90]
開発地-
登場作品機動戦士ガンダムF90
デザイン(画稿無し)
備考

『B-CLUB 101号』[B-CLUB101]にSPECだけ掲載されたタイプ。

F90L
ガンダムF90L (Long-range Type)
F90L SPEC
出典
頭頂高14.8 m[B-CLUB101]
基本装備重量11.3 t[B-CLUB101]
全装備重量27.0 t[B-CLUB101]
ジェネレーター出力3570 kW[B-CLUB101]
スラスター推力-
スラスター総推力104770 kg[B-CLUB101]
推力重量比3.88試算による
アポジモーター数-
装甲材質ガンダリウム合金セラミック複合材推測による
武装
  • バルカン砲×2
  • ビームサーベル×2
  • ロングライフル×1
  • 連装ミサイルランチャー×2
  • 精密照準用複合センサー×1
  • サーモスコープ×1
推測による
開発元サナリィ[F90]
開発地-
登場作品機動戦士ガンダムF90
デザイン(画稿無し)
備考

『B-CLUB 101号』[B-CLUB101]にSPECだけ掲載されたタイプ。

OMS-90R
ガンダムF90 火星独立ジオン軍仕様
OMS-90R SPEC
出典
頭頂高15.2 m[B-CLUB071]
本体重量8.9 t[B-CLUB071]
全備重量20.22 t[B-CLUB071]
ジェネレーター出力3160 kW[B-CLUB071]
スラスター推力
  • 27510 kg×2
  • 11350 kg×2
[B-CLUB071]
スラスター総推力77720 kg試算による
推力重量比3.84試算による
アポジモーター数62[B-CLUB071]
装甲材質ガンダリウム合金セラミック複合材 (註18)[B-CLUB071]
武装
  • バルカン砲×2 (註18)
  • ビームサーベル×1
  • 対MS用グレネード×4 (註18)
(註19)
[B-CLUB071]
開発元サナリィ / 火星独立ジオン軍[F90]
開発地火星オリンポス山基地 (?)
パイロット
  • ボッシュ
登場作品機動戦士ガンダムF90
デザイン大河原邦男
備考
  • メインカメラ / オレンジ (黄)
  • デュアルセンサー / 黄
註18
出典とした『B-CLUB 71号』[B-CLUB071]の記述は正確にはそれぞれ「ガンダリウムγ合金、セラミック複合材」「腰部対MS用グレネード×4」「頭部バルカン砲×2」だが、他のMSのSPECとの兼ね合い上、一部の表記を変更した。
註19
その他、『機動戦士ガンダムF90』(中原れい版)[DC_F90]ではマシンガンらしき武装を使用している。
F90Ⅱ (註20)
ガンダムF90Ⅱ
F90Ⅱ SPEC
出典
頭頂高15.1 m[MSEncyclopedia98]
本体重量7.7 t[MSEncyclopedia98]
全備重量18.4 t[MSEncyclopedia98]
ジェネレーター出力3880 kW[MSEncyclopedia98]
スラスター推力
  • 30610 kg×2
  • 9870 kg×2
[MSEncyclopedia98]
スラスター総推力80960 kg (註21)
推力重量比4.40試算による
アポジモーター数60[MSEncyclopedia98]
ハードポイント数11[MSEncyclopedia98]
ウェポンラック数1[MSEncyclopedia98]
装甲材質ガンダリウム合金セラミック複合材 (註22)[MSEncyclopedia98]
武装
  • バルカン砲×2
  • ビームサーベル×2
[MSEncyclopedia98]
開発元サナリィ[F90]
開発地-
パイロット
  • シド=アンバー (註23)
登場作品機動戦士ガンダムF90
デザイン大河原邦男
備考
  • SPECは改修後の数値を記載。
  • メインカメラ / オレンジ (黄)
  • デュアルセンサー / 黄緑 〜 ライトグリーン
註20
註21
[EB52]p.112では「79960kg」としているが、他の資料では何れも「30610kg×2、9870kg×2 (=80960kg)」としており、明らかに食い違っている。単なる計算ミスの可能性もあるが、一応記載しておく。
註22

[B-CLUBthePLASTIC1]では「チタン合金ハイセラミック複合材」としているが、他の資料では何れも「ガンダリウム合金セラミック複合材」であり、矛盾が生じる。だが、ここで気になるのは、ガンダムF90Ⅱ号機が辿った数奇な経緯である。本機はU.C.0120年10月、サイド4空域で試験中に火星独立ジオン軍(オールズモビル)によって強奪され、外装の大部分を換装されたという。そして後に連邦軍のF90Ⅰ号機と交戦、大破損傷(本体の、実に60%以上が欠損していたという)するも無事回収され、サナリィの手によって再び改修し直されたとされる。

オールズモビルのMSが使用していた装甲材質は依然として不明のままで、回収されたOMS-90Rも装甲材質はガンダリウム合金セラミック複合材だったとされているが、オールズモビルとC・Vは何らかの関係があるとされており、この説を信じるならば、C・VのMSが使用していたチタン合金ハイセラミック複合材をF90Ⅱ号機が使っていたとしても、あながちおかしくは無いだろう。現在の定説によると、F90Ⅱ号機の改修が完了したのはU.C.0121年10月28日とされているが、段階的にガンダリウム合金製の装甲に換装されていったのかもしれない(確たる根拠はありませんが……)。

註23
改修前にテストパイロットとして搭乗、強奪された際にも本機には彼が乗っていたとされる(パイロットは機体から脱出、救助された)。本機はサナリィによる修復・再改修を受けた後も幾つかテストを続けていたが、再改修後に搭乗していたパイロットについては詳細不明。
F90ⅡI
ガンダムF90ⅡI (Intercept Type)
F90ⅡI SPEC
出典
頭頂高15.1 m[MSEncyclopedia98]
基本装備重量9.7 t[MSEncyclopedia98]
全装備重量29.6 t[MSEncyclopedia98]
ジェネレーター出力4150 kW[MSEncyclopedia98]
スラスター推力
  • 27700 kg×2 (F90本体)
  • 17970 kg×4 (F90本体)
  • 27840 kg×2 (フライトシールド部)
  • 5120 kg×1 (フライトシールド部)
[MSEncyclopedia98]
スラスター総推力188080 kg (註24)
推力重量比6.35 (註24)試算による
アポジモーター数58 (F90本体) + 5 (フライトシールド部)[MSEncyclopedia98]
装甲材質ガンダリウム合金セラミック複合材[EB52]
武装
  • バルカン砲×2
  • ビームサーベル×2
  • ビームランサー×1
  • マシンキャノン×2 (フライトシールド搭載)
[MSEncyclopedia98]
開発元サナリィ[F90]
開発地-
登場作品機動戦士ガンダムF90
デザイン大河原邦男
備考
註24
フライトシールドの推力も含めた値。
F90ⅡL
ガンダムF90ⅡL (Long-range Type)
F90ⅡL SPEC
出典
頭頂高15.1 m[EB52]
基本装備重量11.5 t[MSEncyclopedia98]
全装備重量27.2 t[MSEncyclopedia98]
ジェネレーター出力4290 kW (註25)[MSEncyclopedia98]
スラスター推力
  • 22560 kg×4
  • 9870 kg×2
[MSEncyclopedia98]
スラスター総推力109980 kg
推力重量比4.04試算による
アポジモーター数58[MSEncyclopedia98]
装甲材質ガンダリウム合金セラミック複合材 (註26)[EB52]
武装
  • バルカン砲×2
  • ビームサーベル×2
  • ロングライフル×1
  • 連装ミサイルランチャー×2 (註27)
  • 精密照準用複合センサー×1 (註28)
  • サーモスコープ×1 (註28)
[MSEncyclopedia98]
開発元サナリィ[F90]
開発地-
パイロット
  • ナナ=タチバナ
登場作品機動戦士ガンダムF90
デザイン大河原邦男
備考
註25
『講談社コミックス デラックス 第2795巻 総解説 ガンダム事典 Ver.1.5』p.307では4920kWとしているが、誤りだと思われる。
註26
[B-CLUBthePLASTIC1]では「チタン合金ハイセラミック複合材」としている。
註27
[B-CLUBthePLASTIC1]では「中距離用ミサイルランチャー×2」としている。
註28
[B-CLUBthePLASTIC1]より。
F90N
ガンダムF90N (? Type)
F90J
ガンダムF90J (? Type)

本ミッションパックは「1/100 ネオガンダム」付属の小冊子『MSハンドブック/シルエットフォーミュラ』[MSHANDBOOK_SF91](及び、それを孫引きしたと思われる『ガンダム画報』[TheGundamChronicles])でその名が見受けられる(註29)ものの、詳細については全く明らかになっていない。他の資料では、この項は「F90二号機改修完了。平行してI、Lタイプオプション完成(註・原文ママ、強調引用者)」等と書かれており、単なる誤字という可能性もあるが、資料を信じて記載しておく。

註29
[MSHANDBOOK_SF91]p.12に
U.C.0121年10月28日
F90Ⅱ号機、改修完了と同時にI・Jタイプのオプションも完成。
という記述が見られる(註・強調引用者)。
F90Ⅲ
ガンダムF90Ⅲ

F90のⅢ号機。F90ⅢYの解説で「F90の3号機をベースに〜」等といった表現が多く見られるため、存在自体は確実と思われるが、その実態については不明な点が多い。『B-CLUB 74号』[B-CLUB074]掲載の記事『MSジャーナル ダイジェスト版 第5号 冬の大サービス号 U.C.0122.12.05』には「さる11月20日、月のサナリィ開発部は、突然F90Ⅲ号機の公開を行うと発表。(中略)しかしそこで公開されたのは、F90Ⅲ号機などではなく、開発経過すらひた隠しにされていた、F91試作1号機だったのである。」という一文があり、この記述を信用するならば、少なくともこの時点までF90Ⅲ号機は開発されていなかったか、完成していたとしてもマスコミには知れ渡っていなかったということになる。

F90ⅢY (註30)
クラスターガンダム
F90ⅢY SPEC
出典
頭頂高15.0 m[MSEncyclopedia98]
本体重量9.7 t[MSEncyclopedia98]
全備重量26.5 t[DC_DC08]
ジェネレーター出力4550 kW[DC_DC08]
スラスター推力
  • 16010 kg×4
  • 7400 kg×2
  • 10480 kg×4
[DC_DC08]
スラスター総推力120760 kg[EB52]
推力重量比4.56試算による
アポジモーター数46[DC_DC08]
ハードポイント数10 (註31)[DC_DC08]
ウェポンラック数1[DC_DC08]
装甲材質ガンダリウム合金セラミック複合材[DC_DC08]
武装
  • バルカン砲×2
  • ビームバルカン×2
  • ビームサーベル×2
  • ビームシールド×1
  • ビームライフル×1
  • メガビームバズーカ×2
[MSEncyclopedia98]
開発元サナリィ[SF91]
開発地フォン・ブラウン本部? フロンティアⅠ? ベルファスト基地?
パイロット
  • ウォルフ=ライル
[EB52]
登場作品機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91 IN U.C.0123
デザイン大河原邦男
備考
  • メインカメラ / 黄緑 〜 緑色
  • デュアルセンサー / 黄緑 〜 緑色
  • ビームシールド / 黄緑 〜 緑色
註30
機番を省いた「F90Y」と表記されることも多い。
註31
本機は基本的にF90Ⅰ・F90Ⅱと同じハードポイントを持ち、装備の流用も可能だが、バックパックに専用のコア・ブースターを使用している為、ハードポイント数は1基少ない。ただ、ブースター部を排除して通常の(F90Ⅰ・F90Ⅱと同じ)バックパックに換装することは可能だと思われ、その場合は11基となる。
型式番号不明
コアファイター (F90ⅢY)
CORE FIGHTER (F90ⅢY) SPEC
出典
全長-
翼巾-
本体重量-
全備重量-
ジェネレーター出力-
スラスター推力
  • -
スラスター総推力-
アポジモーター数-
装甲材質ガンダリウム合金セラミック複合材
武装
  • -
開発元サナリィ[SF91]
開発地フォン・ブラウン本部? フロンティアⅠ? ベルファスト基地?
登場作品機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91 IN U.C.0123
デザイン大河原邦男
備考

型式番号不明
コア・ブースター (F90ⅢY)
CORE BOOSTER (F90ⅢY) SPEC
出典
全長-
翼巾-
本体重量-
全備重量-
ジェネレーター出力-
スラスター推力推測による
スラスター総推力78840 kg (註32)推測による
アポジモーター数-
装甲材質ガンダリウム合金セラミック複合材
武装
  • -
開発元サナリィ[SF91]
開発地フォン・ブラウン本部? フロンティアⅠ? ベルファスト基地?
パイロット
  • ウォルフ=ライル
登場作品機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91 IN U.C.0123
デザイン大河原邦男
備考

註32
ここではF90ⅢYのスラスター推力をブースター中央部の4基=16010kg×4、ブースター両側部の2基=7400kg×2、脚部脇の4基=10480kg×4として算出したが、スラスター推力の内訳は発表されていないのであくまでも推測。また、クラスターガンダムに合体している時とコア・ブースター単体の時では推力が異なる可能性もある。
型式番号不明
F90Y改 プロトタイプトップファイター (試製トップファイター)
PROTOTYPE TOPFIGHTER SPEC
出典
全長-
翼巾-
本体重量-
全備重量-
ジェネレーター出力-
スラスター推力
  • -
スラスター総推力-
アポジモーター数-
装甲材質-
武装
  • -
開発元サナリィ[SF91]
開発地-
登場作品SF91-MSV (?)
デザイン大河原邦男
備考
  • 灰色系をベースに、赤と青のラインをアクセントにした塗装が施されている。

本機については、存在を示す資料が一つ(註33)しか無く、しかもそれすら、写真(画稿)に短い解説(註34)が添えられただけのもので、資料としては甚だ心許ないが、一応その解説によると、「F90Y改」というF90(Ⅲ?)Yの上半身部をコアファイターとブースターパックで挟み込んだような形状の試験機だとされている。

また、解説では後のザンスカール戦争でリガ・ミリティアが開発・使用したLM111E02「ガンイージ」との関連が示唆されており、本機の機構は同じくリガ・ミリティアのLM312V04「Vガンダム」に通じる箇所があるように見えなくも無いが、関連する資料が皆無に等しいこの状況では、推測の域を出ない。

註33
『模型情報 Vol.169(1993年8月号)』の裏表紙(表4)に掲載されているものが資料としては唯一だが、『ガンプラファクトリー』p.063にもその写真が掲載されている(小さいですが……)。
註34
正確には、解説というより大河原邦男氏の画稿に対するコメント。
追記

雑誌『ガンダムエース No.025(2004年9月号)』において、F90のミッションパック26種の名前が全て(!)発表された。

画稿はなく、あくまで名前のみですが、重要な資料として追記しておく。

plan proposal of all standards test F90
  • A/Assult
  • B/Bombard
  • C/Coldness
  • D/Destory
  • E/Electronic
  • F/Fight
  • G/Guards
  • H/Hover
  • I/Interceptor
  • J/Jacket
  • K/Keep
  • L/Long range
  • M/Marine
  • N/<top secret>
  • O/Officer
  • P/Plunge
  • Q/Quick
  • R/Reconnoiter
  • S/Support
  • T/Tracer
  • U/Up-lift
  • V/VSBR
  • W/War bird
  • Unknown initials
    • X/Xtra
      <armerment part>
    • Y/Young ster
      <F90-No.3>
    • Z/Zero
      <F0-No.1>